イワケーン日記

何かを巻き起こす良いハリケーンでいたい。建築・インテリアデザインの仕事がメインです。このブログに書いているのは正しい意見ではなく、「僕が感じたこと」の記録です。@iwakeen1017

恋愛や不倫で悩む人にオススメしたい映画「マディソン郡の橋」

おはようございます。イワケーンです。


 
普段から休日には映画を見るようにしています。
今は録画している木村拓哉さん主演の「HERO」見てますが。
 
 
たくさん見ていると、いい映画だなぁと思い、何度も見返してしまう事もしばしば。
 
 

 
 
 
という映画が僕にとってその一つになります。
ネタバラシはないのでご安心を。
 
 
ロバート・ジェームズ・ウォラーによる1992年のベストセラー小説を原作に製作された恋愛映画です。映画自体は1960年代を描いたものです。
 
 
有名な映画なのでご存知の方もいるとは思いますが、
 
 
この映画を簡単にいうと「不倫の4日間」を描いたもの。
 
 
アイオア州マディソン郡の田舎町に住まうヒロイン(メリル・ストリープ)が、その土地にある橋を撮影しに訪れたナショナルジオグラフィックの男性(クリント・イーストウッド)を愛してしまうという物語。
 
 
4日間というのはヒロインの家族が出かけていて、帰ってくるまでの日数です。
 
 
「不倫」なんて、あんまり世の中的にはいい響きではないのかも知れません。
 
 
メディアで報じられる不倫騒動を聞いていると、他の人と関係を持ったばかりにこれでもかというくらい叩かれて、誰に向けてかよくわからない謝罪をして謹慎。。。
 
 
 
僕はこの一連の流れを「不倫のパッケージ化」と呼んでいます。
 
 
 
パッケージ化されたものって、短絡的な思考になりがちだと思います。
 
 
 
この場合は不倫は絶対的に悪い事だ。という風に。
 
 
 
その二人にどんな経緯があってかということは完全に無視して物事は進みます。だからそれがなんだか変な感じがしました。
 
 
 
もちろん不倫がいいことだとは思いません。僕だってされたら辛いし、したら相手も同じ気持ちになると思う。
 
 
 
けど単純に人のことを好きになることは悪いことではなく、どちらかというと素敵なことのような気がします。
タイトルで「恋愛と不倫」を並べたのはそういう意図。相手を好きになって悩むことは同じくらい素敵なことじゃないかと。
 
 
 
若干、話が反れましたがこの「マディソン郡の橋」はその辺りのパッケージ化された概念を覆してくれる映画でした。
 
 
 
旦那さんも愛しているけど、この人も愛している。
 
 
 
きっと、この映画を見終わる頃には
 
 
「付き合っている人、人生をともにしている人以外の人を好きになってしまうことを不倫の一言だけで終わらせることってできないな。」と感じてもらえるはず。
 
 
あと単純に愛せる相手を見つけることって幸せだな〜と思うはず。
 
 
 
ヒロインは映画の中で
「愛とは、相手の期待に応えないこと」と定義づけしています。
 
 
初めて見たときはこの言葉がよく分からなくて1週間くらいは言葉の意味を考えていました。
自分なりに理解したとき
愛に対する歌とか詩はたくさんあるけど、僕はこの言葉が一番好きだと思いました。
 
 
心が豊かになる映画だと思うので是非ご鑑賞なさってくださいね。
 
 
 
なんか、あともう少しでポエム書けそう(笑)
 
 
 イワケーンでした。