イワケーン日記

何かを巻き起こす良いハリケーンでいたい。建築・インテリアデザインの仕事がメインです。このブログに書いているのは正しい意見ではなく、「僕が感じたこと」の記録です。@iwakeen1017

【必読の教養書99冊】おすすめの教養書11分野まとめ。コロナ外出自粛中に読みまくれ!

こんにちは。イワケーンです。

こんにちは。タツ  マキオです。

「がっつり読書してみたい!!!」という知識を養うための記事です。

・コロナで外出自粛中

・ゲームも漫画も飽きた

・この期間で色んな知識を身に付けたい

という方には何か一助になるかもしれません。

 

今回の一覧にある書籍は、山口周さん著の「独学の技法」に掲載されていた紹介本です。

この独学の技法を2年前に読んで、「この著者すごい!!」と感じました。この本自体は、独学による知的戦闘力(仕事で使える知識みたいな感じ)を鍛えよ!という内容でした。ざっくりで申し訳ないです。しかし、本屋の同棚100冊以上あった独学系の書籍で、一線を画す内容でした。

 ↑原点の「独学の技法」

「世の中にはこんな知識量活かしている人がいるんだな。この人の目になったら世界が面白く見えそうだな。」とアンポンタンな僕は思いました(笑)そんな僕に朗報。書籍の最後に「身につけるなら、教養書が良い。ソースが堅いし、武器になる」と11分野各9冊の合計99冊が紹介されていました。

 

最近になって読書を始めた僕は、自身のインプット、アウトプットも踏まえて備忘録がてら全冊読んで記事にしようと決めました。全部読み終えた頃には一皮向けていることを祈ります(笑)

 

 目次はこちら!!長いですが!

 
 
 

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1.「歴史」

「歴史」は未来を予測する力を高める。これから目の前に起きることは過去に起きた。それらは螺旋状に同じことを少しずつ発展させていくので、歴史を学べば未来を予測できる。

1.歴史とは何か(E.H.カー)岩波新書

2.銃・病原菌・鉄(ジャレド・ダイヤモンド)草思社文庫

3.エーゲ永遠回帰の海(立花隆)書籍情報社

4.図説 世界の歴史(J.M.ロバーツ)創元社

5.<普及版>地中海(フェルナン・ブローデル)藤原書店

6.中世の秋(ホイジンガ)中公文庫

7.歴史家の自画像

8.新装版 大英帝国衰亡史(中西輝政)PHP研究所

9.サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)河出書房新社

 

 

2.「経済学」

「経済学」は、「競争のルール」と「モノの価値」のメカニズムやルールの知見を高める。

「社会人だから常識」的な考えは必要ない。レッツ経済!!

10.マンキュー経済学|マクロ編(N・グレゴリー・マンキュー)東洋経済新報社

11.マンミュー経済学|ミクロ編(N・グレゴリー・マンキュー)東洋経済新報社

12.エンデの遺言 根源からのお金を問うこと(河邑厚徳+グループ現代)講談社+α文庫

13.プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(マックス・ヴェーバー)岩波文庫

14.経済学の考え方(宇沢弘文)岩波新書

15.経済学大図鑑(ナイアル・キシテイニー)三省堂

16.日本人のための経済原論(小室直樹)東洋経済新報社

17.共産党宣言(マルクス エンゲルス)岩波文庫

18.貧困と飢饉(アマルティア・セン)岩波現代文庫

 

3.「哲学」

哲学は、自分で考える力でもあるが、「疑う技術」とも言える。既存のルールや物差しにとらわれずに自分の思考で答えを出す。ネットで溢れる情報に、「本当にそうだろうか」と高い哲学で対峙したい。

19.哲学大図鑑(ウィル・バッキンガム)三省堂

20.寝ながら学べる構造主義(内田樹)文春新書

21.世界十五大哲学(大井正+寺沢恒信)PHP文庫

22.バカの壁(養老孟司)新潮新書

23.新訳 弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)角川ソフィア文庫

24.竹田教授の哲学講義21講 21世紀を読み解く(竹田青嗣)みやび出版

25.自由からの逃走(エーリッヒ・フロム)東京創元社

26.理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性(高橋晶一郎)講談社現代新書

27.史上最強の哲学入門(飲茶)河出文庫

 

4.「経営学」

経営の成功はアート、失敗はサイエンスである。つまり、経営で成功するにはオリジナリティやアイデンティティを必要とする。また、失敗は理論的に詰めていけば回避できるということである。大きな失敗をせずに成功を収める。その力を養える。

28.コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント(フィリップ・コトラー)丸善出版

29.企業戦略論(ジェイ B.バーニー)ダイヤモンド社

30.競争優位の戦略(M.E.ポーター)ダイヤモンド社

31.コーポレートファイナンス(リチャード・A・ブリーヒー)日経BP社

32.イノベーションのジレンマ(クレイトン・クリステンセン)翔泳社

33.イノベーションの普及(エベレット・ロジャーズ)翔泳社

34.キャズム(ジェフリー・ムーア)翔泳社

35.【新版】組織行動のマネジメント(スティーブンP.ロビンス)ダイヤモンド社

36.戦略の経済学(デイビッド・ベサンコ他)ダイヤモンド社

 

5.「心理学」

37.ファスト&スロー(ダニエル・カーネマン)ハヤカワ・ノンフィクション文庫

38.現代心理学I(P.Gジンバルドー)サイエンス社

39.心理学大図鑑(キャサリン・コーリン)三省堂

40.社会心理学講義(小坂井敏晶)筑摩選書

41.フロー体験 喜びの現象学(M.チクセントミハイ)世界思想社

42.影響力の武器〔第三版〕(ロバート・B・チャルディーニ)誠信書房

43.ポジティブ心理学の挑戦(マーティン・セリグマン)ディスカバー・トゥエンティワン

44.昔話の深層(河合隼雄)講談社+α文庫

45.セラピスト(最相葉月)新潮文庫

 

6.「音楽」

46.東京大学のアルバート・アイラー東大ジャズ講義録 歴史編(菊池成孔/大谷能生)文春文庫

47.小澤征爾さんと、音楽について話をする(村上春樹/小澤征爾)新潮文庫

48.音楽の基礎(芥川也寸志)岩波新書

49.西洋音楽史「クラシック」の黄昏(岡田暁生)中公新書

50.音楽機械論(吉本隆明/坂本龍一)

51.音楽(小澤征爾/武満徹)新潮文庫

52.マイケル・デイビス自叙伝(マイケル・デイビス)宝島社文庫

53.谷川俊太郎が聞く、武満徹の素顔(谷川俊太郎)小学館

54.阿久悠神話解体 歌謡曲の日本語(見崎鉄)彩流社

 

7.「脳科学」

55.脳科学の教科書 こころ編(理化学研究所脳科学総合研究センター)岩波ジュニア新書

56.最新脳科学で読み解く 脳の仕組み(サンドラ・アーモット他)東洋経済新報社

57.進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線(池谷裕二)講談社ブルーバックス

58.EQ こころの知能指数(ダニエル・ゴールマン)講談社+α文庫

59.〈わたし〉は脳に操られているのか(エリエザー・スタンバーグ)インターシフト

60.脳科学の教科書 神経編(理化学研究所脳科学総合研究センター)岩波ジュニア新書

61.脳科学は人格を変えられるか?(エレーヌ・フォックス)文春文庫

62.デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳(アントニオ・R・ダマシオ)ちくま文芸文庫

63.〈わたし〉はどこにあるのか ガザニガ脳科学講義(マイケル・S・ガザニガ)紀伊国屋書店

 

8.「文学」

64.罪と罰(ドストエフスキー)新潮文庫

65.嵐が丘(エミリー・ブロンテ)新潮文庫

66.高慢と偏見(ジェーン・オースティン)岩波文庫

67.人形の家(イブセン)岩波文庫

68.ボヴァリー夫人(フローベール)岩波文庫

69.変身(フランツ・カフカ)新潮文庫

70.オン・ザ・ロード(ジャック・ケアルック)河出文庫

71.楽園への道(マリオ・バルガス=リョサ)河出文庫

72.一九八四年(ジョージ・オーウェル)ハヤカワepi文庫

 

9.「詩」

73.詩ってなんだろう(谷川俊太郎)ちくま文庫

74.詩のこころを読む(茨城のり子)岩波ジュニア新書)

75.地獄の季節(ランボオ)岩波文庫

76.みだれ髪(与謝野晶子)新潮文庫

77.中原中也詩集(中原中也)新潮文庫

78.繰り返し読みたい日本の名詩100(彩図社文学部)

79.世界の名詩を読みかえす(飯吉光夫)いそっぷ社

80.新唐詩選(吉川幸次郎ほか)岩波新書

81.ヘッセ詩集(ヘルマン・ヘッセ)新潮文庫

 

10.「宗教」

82.キリスト教神学入門(アリスター・E.マクグラス)教文館

83.日本人のための宗教原論(小室直樹)徳間書店

84.新約聖書 新共同訳(日本聖書協会「編」)日本聖書協会

85.ヨブへの答え(C.G.ユング)みすず書房

86.カルト教団太陽寺院事件(辻井由美)新潮OH!文庫

87.イエスという男二版 増補改訂(田川建三)作品社

88.イエスの生涯(遠藤周作)新潮文庫

89.善悪の彼岸へ(宮内勝典)集英社

90.約束された場所で(村上春樹)文春文庫

 

11.「自然科学」

91.利己的な遺伝子〈増補新装版〉(リチャード・ドーキンス)紀伊国屋書店

92.働かないアリに意義がある(長谷川英祐)中経の文庫

93.新版 動的平衡(福岡伸一)小学館新書

94.部分と全体(W.K.ハイゼンベルク)みすず書房

95.サイバネティックス(ノーバート・ウィーナー)岩波文庫

96.生命とは何か(シュレディンガー)岩波文庫

97.科学の発見(スティーヴン・ワインバーグ)文藝春秋

98.二重らせん(ジェームズ・D・ワトソン)講談社ブルーバックス

99.鳥類学者 無謀にも恐竜を語る(川上和人)技術評論社

 

長い!!よくぞここまでみてくださいました。ありがとうございます。

独学の技法が書かれたのが2017年で、それ以降にもファクトフルネスなど他に名著も出ています。しかし、この辺りの本はメディアやYoutuberがこぞって紹介してくれているので割愛です。流行に流されない強い教養書。読んで人生の肥やしにしたい。そんな気持ちで読んでいきたいですね。