基本編【第7回】四季報から学ぶ投資マネーリテラシー、従業員数から優良企業を見つける方法とは!?
こんにちは。イワケーンです。
こんにちは。タツ マキオです。
「投資のために四季報を一から学ぼう!!」というマネーリテラシーを養うための記事です。3分で読める記事にしてます!
・株や投資とかって結局よくわからない。
・会社四季報の見方がわからない
・マネーリテラシーを身に付けたい
という方には何か一助になるかもしれません。
お金を増やしていく知識になるので損はさせません!!多分。。(笑)
目次はこちら!!
昨日は週末ということで、お酒を飲みに出歩いていました。
お金の話で盛りがり気の合う方とお知り合いになれました。大手会社にお勤めで非常に生産性の高そうな人だなと感じました(笑)
今日は従業員からみる会社の選定です。
それでは、行きましょう!!
①従業員数は会社の効率化の指標になる!
これまでの記事でも説明した通り四季報には株式投資を知る上での様々な知識が掲載されています。実は【従業数】にもそのヒントが隠されているんですよ!!黄色欄の下側ですね。
ここでいう従業員数は、役員やパートを含まない、いわゆる正社員が含まれます。
上場会社には、従業員30万人を超えるトヨタ自動車や日立製作所、20万人を超えるNTTなどの超大企業がある一方、100人に満たない中小企業やベンチャー企業もあります。
こんなに人数が違うのに、単純に比べたって意味がありません。
【従業員】を有効活用するには、まず四季報に掲載されている売上高や営業利益を従業員数で割ってみることがおすすめです。
要するに、1人あたりの売上高や利益を計算でき、人員の効率性を測る指標にすることができます。
ちなみに2015年頃、トヨタの1人当たりの売上高を計算してみると約7500万円くらいでした。すごすぎる。(25兆円6919億1100万円÷34万3716人)
しかし、この1人あたりの売上高を出しておくことで、トヨタの経営効率を上回る中堅企業など、隠れた優良企業を見つけることができるかもしれません。
ぜひ、規模が違う会社があれば計算してみてください!
②平均年齢で「会社の活力」を知る!
会社の平均年齢も非常に重要です。ご自身の会社の平均年齢であればなんとなくはわかりますが、他社の平均年齢となると把握してないかと思います。
ざっくりいうと平均年齢は、会社の活力、将来性を見る指標です!
感覚的にも理解いただけると思いますが、伸び盛りの会社は新入社員を大量に採用しているため、平均年齢が若くなる傾向があります。
四季報では全上場会社の平均年齢も知ることができるので、それを軸にして「平均20代の会社は若いな」という判断をすることができるかと思います。
平均年齢が若いということは、成長余力があると見ることもできます。しかし、注意して欲しいのが「ブラック企業」です。
毎年、大量の新卒を採用している一方、営業などのノルマが厳しく、大量採用・大量退職というケースもあります。平均年齢の若い会社を選定するときは、事業内容を確認して総合的に判断する必要があります。
③年収は同業で比較しよう!
四季報には年収も記載してあります。
従業員数や平均年齢に続き『年』と表示しているのが、平均年収です。
平均年収は、残業代や様々な手当、賞与を含めた年収です。
平均年収1000万円を超える会社を見てみると、放送局や総合商社、損保など、高給イメージな会社が並びます。ただ、重要なのは、従業員に報いつつ、着実に成長を続けている会社がを判断することです。
単に多いから「すごい」ではなく、同業他社と比べて違和感がないかを確認する時に使うと便利です!
④まとめ
今回は従業員数や年齢、年収を会社選びの材料としてみよう!という内容でした。
・1人あたりの売上高を計算して会社の経営効率を比較しよう!
・平均年齢で会社に活力があるか、ブラック企業であるか見極めよう!
・平均年収を同業他社と比べて違和感がないのか注意しよう!
さらっと見て終わりというところにも、注力してみると意外な会社の見え方が可能であるということがわかりましたね!
⑤おまけ
今回の話は従業員にフォーカスした内容でした。ところで、ロバートキヨサキさんが書かれた「キャッシュフロークワドラント」という書籍をご存知でしょうか?
この本の内容をざっくりいうと、お金の稼ぎ方には4種類あり
①従業員
②個人事業主
③事業主
④投資家
上記のうち、③か④にならなければお金持ちにはなれない。という結論で内容が書かれています。
株式投資は最後の投資家にあたるので、やっている方は概ね間違っていないのかもしれません。ご興味あれば。
▽次号はこちら!取引銀行のチェックをしよう!
お読み頂きありがとうございました!
コメントや評価いただけると「やる気」がでるのでお願いします!
何かを巻き起こしたいハリケーン、イワケーンでした。