イワケーン日記

何かを巻き起こす良いハリケーンでいたい。建築・インテリアデザインの仕事がメインです。このブログに書いているのは正しい意見ではなく、「僕が感じたこと」の記録です。@iwakeen1017

基本編【第1回】四季報から学ぶ投資マネーリテラシー、初心者にもわかりやすく解説!

こんにちは。イワケーンです。

こんにちは。タツ  マキオです。

「投資のために四季報を一から学ぼう!!」というマネーリテラシーを養うための記事です。3分で読める記事にしてます!

・株や投資とかって結局よくわからない。

・会社四季報の見方がわからない

・マネーリテラシーを身に付けたい

という方には何か一助になるかもしれません。

お金を増やしていく知識になるので損はさせません!!多分。。(笑)

 

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 目次はこちら!!

 
 

①会社四季報の作り方

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そもそも「会社四季報」は、各事業などの業界担当者さんが日本国内における全ての上場会社の今期と来期の業績独自に予想している企業情報誌です。
 
独自に予想しているってなんか面白いですよね。というか、えっ大丈夫??ってなりますね。予想なのかよ!!と(笑)
 
上場会社※は、基本的にその期の初めに今期の業績計画を立てて開示しています。
この会社の計画は、原材料価格の値動きや稼働率、納入先の動向などを鑑みて、合理的に計画しているはず。。。
 
なのですが、この会社計画に「クセ」があるそうです。
このクセを業界担当者が出向きまくって取材を行い、独自に来期の業界予想数字を叩き出している!!ということなんですね。基本それが当たっているということから「調査力」が非常に優れているということがわかるわけですね。
 
「会社四季報は業界担当者の取材によって会社計画のクセを見抜いて予想している」、こういうことです。
 
※上場会社:証券取引所という株式の売買をしているところに「株を開示している」している会社。していない会社は「非上場」っていうよ。どちらもメリット・デメリットがあるので優劣はケースによります。
 
 

②どうやって業績を予想しているのか??

いくら取材といってもどうやってその予想を組み立てているのでしょうか??
まずは、会社が発表した「決算短信」で前期業績や今期計画、取材・分析で予想します。(ちなみに決算短信とは会社の決算の速報みたいなものです)
 
けど、これだと誰しも同じことをしますよね?
ここで業界担当者は終わりません。過去の何期分かの四季報を広げ会社が「業績が回復したのか(上方修正)」「業績が落ちたのか(下方修正)」その辺りを見ます。
 
すると、毎年のように上方修正している会社もあれば、逆に下方修正を続けている会社もあります。
 
ここが面白いところ
弱気な計画を出す会社=期中に上方修正しやすい
強気な計画を出す会社=期中に下方修正しやすい
という読み方をしているそうです。
 
え?なぜ?と思いますよね(笑)
 
弱気な会社計画を出す会社
例えばA社部品メーカーがあったとして、納入先の機械メーカーが新発売で大ヒット!
今期は大幅な増収増益になりそうです。しかし、A社自身が大儲け!という情報を開示すると、納入先から「値下げして〜」と要請を受けるかもしれません。
 
まあ、例えですがこれらを回避しようと期初に弱気な計画を発表するという読みです。
 
逆に、強気な会社は「話題作り」「社内を鼓舞する」などの目的で計画を打ち出すこともありますが、業績が悪くなり経営危機に直面している可能性もあるという読みです。
なかなかやるな(笑)
 

③会社計画と「ズレ」があるときは☺️か😂マーク

業界担当者の取材は、別に会社計画や自分たちの読みだけで行いません。それらの情報をもとに会社側に説明を求め、その説明が合理的でなかった場合「会社計画と異なる独自予想を四季報に掲載します」
 
ちなみに
「☺️会社比強気」、「😂会社比弱気」=3〜30%の営業利益に「ズレ」
「☺️☺️会社比強気」、「😂😂会社比弱気」=30%以上の営業利益に「ズレ」
という形で紙面に出てします!チェックしてみましょう。
 

④会社計画は3分の1は四季報とズレている!!

これまでの四季報を見てみるとざっくり、会社計画を発表している会社のうち、およそ3分の1の会社が四季報予想とズレています。
 
会社計画は、売上高の予想が10%以上、営業利益・経営利益・純利益が30%以上変動するということがわかったときは即業績修正を発表するルールを課せられています。
 
ということは、その業績修正を先取りしている「四季報」はかなりの武器ですね!
 

⑤まとめ

今回は、その四季報の成り立ちについて書きました。
僕もそうでしたが、「投資している」「株持っている」と言いたいばっかりに「会社四季報」買ったけど、よくわからないという悩みを潰していけたら幸いです(笑)
 
マネーリテラシーについて、ロバートキヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」という書籍にも書かれていますが自由を手に入れるために重視すべきは「言葉と時間」、この二つです。これらを手に入れてから投資に回していくべきと書かれています。
 
「言葉」を知らなければその業界に入ることができない。
「時間」がなければその言葉を学ぶこともできない。
「言葉と時間」を手にしなければ、お金持ちにはなれない。

 
毎日忙しく仕事されている方に時間の確保は難しい。ならせめて「言葉」を効率的に学べるようにしたい。そんな思いで記事を書いていきます。
 
今後、細かな見方や、賃貸対照表や損益計算書など財務諸表の見方なども少しずつ学んでいこう!
次号はこちら↓